探偵ブログ

探偵の井戸端会議

近年、メールやラインが浸透したせいか、はたまた人間関係が希薄になってしまったせいか井戸端会議なるものを余り見掛けなくなってしまいました。目立ちはしませんが我が探偵も今時珍しい井戸端会議を催すことがたまにあります。

探偵の場合、夜霧の片隅に吹き溜まり、秘密結社ならぬコソコソ悪だくみというイメージをもたれるかもしれませんが、残念ながら実際は至って健全、どこにでもいるようなおっさんの集まりなのです。なぜわざわざ集まるのか理由は分かりませんが、いつも喫茶店での仕事の打ち合わせがきっかけとなります。仕事話はそこそこに、すぐに話題は世の中の景気の話からローカルなニュース、そして次第に私的な出来事に移っていきます。

そうこうするうちに臭いを嗅ぎつけてきた仲間が一人、また一人とやって来て、やがてこのままでは帰れないようなただならぬ盛り上がりをみせ始めます。当然というか最初からそのつもりだったのか、誰からともなく場所を替えようという提案に誰一人反対する者もなく喫茶店から待望のアルコールのある場所に移動、本格的な会議の幕開けです。探偵の井戸端会議といいましてもサラリーマンの方とそう大差はなくアルコールが回ってくると、やれカープの打順を組み替えろだとか、前ケンはメジャーに行くなとか無礼千万のやり取りが延々と続き、挙げ句の果ては俺が総理になったら絶対日本は良くなるとか無責任極まりない発言まで飛び出してしまうのです。

そんなくだらない話のために誰が決めた訳でもないのに何故か人間は定期的(不定期ですが)に集まる習性があるようです。おまけにお酒まで飲んで。私なりに弁解を含めてやや大袈裟かもしれませんが井戸端会議は自由参加の最高のコミュニケーションの場であるような気がしてなりません。会議も半強制とか、しょっちゅうですとうんざりしてしまいますが、友あり遠方より来たるではありませんが、程良い間隔の飛び入り参加大歓迎の会議は情報交換はもとより互いの絆を確かめ合い親睦を深める意味でも最適の方法と信じております。そうして気づけばとっぷりと夜は更け、おまけにスカンピンになっていたのでした。

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