探偵ブログ

探偵の臭覚

どのような職業にも言えることかもしれませんが、長い間、同じ仕事に携わっていますと、それぞれ独自の勘がはたらくようになってくるようです。探偵も例外ではなく勘が冴えてきます。今回は一風変わった同僚の話しをしてみます。その同僚は失礼ながら特別に運動神経がいいとか、頭が抜群に切れる(本当は切れ者かも知れない)訳ではないのですが、何故か不思議にいい調査をします。その同僚と組んで調査した時のことです。調査対象者の浮気相手である女性の住まいを知るため、女性を尾行していましたが、女性は入り組んだ路地で暗闇に紛れてしまいました。どの家に入ったか分かりません。すると同僚は一軒づつ玄関周りを確認した後、おもむろに「この家です。」と、ある家を指差します。まさか超能力者でもあるまいし。とは言うものの、これ以上どうすることも出来ないので、一旦引き揚げることにしました。そして翌朝、私は半信半疑、いえほぼ投げやりながらも同僚の言われるまま、指差した家を張り込んでみました。すると、なんとそ
の家からその女性が出て来たのです。してやったりの同僚。私は唖然としながらも、どうして分かったのか聞いてみました。すると同僚は自分の鼻を指差します。私は意味が分かりません。もったいぶった挙げ句、同僚はちょっと自慢気に、「香水ですよ。」と平然と答えます。なんと、女性の香水の匂いを嗅ぎつけるとは。同僚は調査開始時点で女性の強烈な香水の匂いを覚えていたみたいです。私の周りには、このような特殊な能力を持つ仲間が何人もいます。かくいう私にはそんな特殊な能力など持ち合わせてないので、仲間に蔑まされながらも、一人コツコツとカメのように歩んでいます。

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