探偵ブログ

探偵日和

きょうは久々の洗濯日和だとか、絶好のカープ観戦日和だとか、何かと天候に左右されることの多いこの世の中です。特に一世一代のはれの日などによもや、の荒天となった場合など、当事者の落胆は私達には到底計り知れないものがあります。かくゆう私達探偵の世界にも探偵日和というものが存在します。探偵日和、何ですかそれは?春のぽかぽか陽気の中でうとうと出来る日のこと?それとも秋晴れの爽やかな風を感じながらの一時?残念ながら両方ともまったくの外れでした。何を隠そう探偵日和とは雨の日のことを差します。意外に思われるかもしれません、なぜ雨の日なのでしょう。うっとうしいは濡れるわ、滑りやすいし視界が悪くて危ないは。おまけに電車やバスの中は混んだ上に濡れた傘で余計に濡れてしまうし、こんな雨の日がどうして探偵日和なのでしょう。私達探偵は相手(調査対象者や周囲)に自分の存在を知られることを極端に嫌います。一旦自分の存在が対象者に分かってしまいますと、後々の調査に大きく影響しますので。

ところが雨が降り出しますと誰もが皆、視界が悪くなるばかりか視野も狭まります。おまけになるべく濡れたくないものですから、ついつい視線も下向きになり、周囲に目を向ける余裕などなくなってしまいます。つまり対象者の視界から探偵が消えてなくなるという訳です。さらに雨は人や物の姿を消してしまうと同時に音までも消し去ります。探偵は気配というものに非常に敏感で、自分の息遣いさえも気を配りながら行動しますので足音などは尚更です。ちなみに探偵がヒールの硬い靴を履かないのはそのためだと覚えておいて下さい。雨の日の探偵は身体はまさに半透明人間、足音のない幽霊といったところでしょうか。探偵の姿も足音さえも消し去ってくれる雨、まさに雨は探偵の強力な助け人と言えそうです。そうして強力助け人のお陰で無事に仕事を終えた探偵は、うっとうしい空模様を恨みながら濡れ鼠のように家路につくのでした。

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