探偵ブログ

カリスマの探偵

世間では以前、カリスマ〇〇師とか〇〇界のカリスマとかと騒がれ、もてはやされたことがありました。カリスマとまではいかないにしても、高い技術を備えた評判の〇〇士や一切の妥協を許さない〇〇師などは人伝にされるところです。それでは我が探偵はどうかというと、巷では探偵の評判は時折耳にしますが、残念なことに評判の探偵、所謂名探偵の噂は聞いたことがありません。せいぜい、「〇〇探偵社はいい仕事をするらしいよ。」といった程度のどこにでもあるぼんやりした評判がある位です。とはいえ、名探偵が実際にいないかというとそうでもありません。同業の私が言うのも変な話しですが、私の中でのカリスマの探偵は身近にいます。それなら、その名探偵を何人か挙げてみなさい、と言われて個人名を出すのは少し抵抗がありますが、確かに私の中に少なくともカリスマの探偵は二人います。まず一人は情報通、といっても一般的なそれではなく、本当の意味の裏事情をあらゆる分野で幅広く知っている探偵です。勿論、日々研鑽も怠りません。新聞の各社
網羅は当たり前、書棚には私達の知らない書物がびっしり。そして何より人脈が広く顔がききます。もう一人はとにかく勘が鋭いというか、身体中に神経が張り巡らされているのか、物事を瞬時に且つ的確に判断するだけでなく、先の先まで読むことが出来ます。さすがに同業の私もこの二人には一目置かざるを得ません。だけど名探偵は目立ちません。身を窶します。月光仮面のおじさんのように、疾風のように現れて疾風のように去って行きます。次にまた大事な仕事が待っているので。一体、月光仮面は誰なのかさえ判りません。私の知るカリスマの探偵も、難題をこともなげに解決し涼しい顔をしてまた別の仕事に取りかかります。決して目立とうとはしません。いちいち自らの仕事の解説をしようとはしません。判断するのはご依頼主だから。そうして仕事を済ませた名探偵の気持ちは既に次の仕事に向いています。名探偵(私の中でのカリスマの探偵)は知っています。会社(探偵社)自体は少々目立っても差し支えないけれど、自分自身は有名人になってはなら
ないことを。    あなたの町にもきっといます。いざという時、頼りになるカリスマの探偵が。

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