探偵ブログ

探偵はハンドメイド

それぞれ違い、全く同じ案件はないのです。

つくづく探偵という職業は一つとして同じ仕事がないものだと思います。一般にいう企業情報を除き、探偵の仕事のほぼ全てが手作業、手作りなので、作り手によって作風が随分異なってきます。例えが今ひとつですが、土を手でこね轆轤を回し窯で出来上がりを待つ、そんな姿に少し似ています。しかし、出来上がった作品に一つとして同じものはありません。また、少々荒っぽくなりますがボクシングなどの格闘技にも通じるところがあるような気がします。勝つか負けるかのどちらか。探偵の場合、負けたら報酬がなくなりますので、それこそ判定でも反則勝ちでも何としてでも勝たなければなりません。このボクシングの試合も八百長でもない限り同じ内容の試合は一つもありません。全て人対人の真剣勝負です。ところが探偵の作品(証拠写真や報告書)の場合、窯の中の傑作品のように世の中の人びとから絶賛されることはありません。勿論ボクシングの史上最高の試合のように人びとを熱狂させるようなこともありません。唯一、
依頼のお客様にのみ喜んでいただけるかどうかです。(自己満足も含めてですが…)手作り、ハンドメイドといえば何となく聞こえはいいですが、比べる物がないので作品(探偵の場合は報告書)には非常に神経を使います。少々大袈裟かも知れませんが、この作品がお客様の命運を左右してしまうと思うと下手なことは出来ず、真剣にならざるを得ません。本当に満足して頂けるだろうかとか、もっと良い物にならないだろうか等々、試行錯誤の連続です。でも、そうしてようやく出来上がった作品にはそれぞれの作者の思いが籠もっています。自己満足の世界と言われればそれまでですが、作者はその作品に愛着を感じています。そのため、作品がお客様の手に渡る瞬間、作者はお客様の表情を食い入るように見つめます。そのたった一瞬のためにのみ心血を注いでいるのかも知れません。

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