探偵ブログ

探偵奮戦記

自分の本当の親のことが知りたい。と言う、ご相談がありました。にわかには信じがたい話ですが、戦後しばらく経った頃の出来事、まんざら空想の世界でもなさそうです。いまさらという感が無きにしもあらずでしたが、たってのお願いと言われ、半信半疑ながらも調査を開始しました。勿論、生まれてから今日まで両親からは何の一言も聞かされてないそうです。さて、皆さんでしたらまずどこから手を付けますか。そう、最初に親子の関係を知るため、DNAの鑑定を行いますよね。結果、見事に親子ではない可能性が99.…%でした。これで今の親は育ての親、実の親がどこかにいる(あるいは既に亡くなっている)のでしょう。しかし依頼者の用意した戸籍謄本には確かに、〇〇と〇〇の長女とあります。出生地は山陰のY市、しかも出生日と出生届けの日付の隔たりも気になります。ここに重要な何かが隠されているようです。早速、現地に飛び取材を行いました。しかし当然というか今から60年近くも前の事、数十年前から無関係の家族が住んでいます。とに
かく当時の家の持ち主を調べなくては前に進まない。翌日、当地の法務局で古い資料を引っ張り出し、当時の持ち主が判りました。既にかなりの高齢ですが、この人物が本当の親である可能性があるため、慎重に進めなくてはなりません。なぜなら、何らかの理由でやむなく誰にも内緒で我が子を手放した可能性が高いからです。従って、これからが探偵の腕の見せどころです。確認の方法は幾通りもありそうなので、皆さんで頭をひねってみて下さい。かくして探偵は誰一人も傷つけることなく真相を突き止めることが出来ました。戦後、出生地には借家がありました。その借家で某女性が駐留する兵士との間に身ごもりました。しばらくして兵士は退役となり赤ちゃんが生まれる前に故郷に帰ってしまいました。赤ん坊を抱えた女性は子供に恵まれなかった親戚の夫婦に赤ちゃんを育ててもらうことになりました。それからしばらくしてその女性は縁故を頼って隣の県に引っ越して行きました。以上のように、某女性が産みの親で父親は兵士であることが判りました。さらに追跡して調査した結
果、親戚に当たる某女性は後日、結婚して幸せな家庭を築き孫にも恵まれましたが既に他界、探偵はお客様を実の親である某女性のお墓まで案内し、この案件を終了しました。

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