2017年01月28日
パートナーが自分以外の異性と親密にしていたら、浮気を疑うことが普通かと思います。ですが、お相手が同性となると判断が難しいですよね。
今回は浮気だったのか、ただの勘違いだったのかわらなかった…という体験談をご紹介します。 (実話をもとに一部フィクションを交えています。)
知り合いの女性Aさんからの紹介
僕が彼女と出会ったのは、仕事を通じて仲良くなった女性Aさんの紹介でした。 40歳を超え、そろそろ本気で結婚がしたいと酒の席で言ったことを、同年代のAさんは覚えていてくれたようでした。
それからすぐに簡易的なお見合いの席をセッティングしてくれました。 目の前に座った彼女は、10歳ほど年下で若く美しく控えめな女性でした。
あまり話も弾まず、ダメだったのだろうと思っていましたが、その日のうちに彼女がOKしてくれたと連絡があり、一人で飛び跳ねて喜んだのを覚えています。
Aさんに見守られ結婚、そして出産へ
それから何度かデートを重ねました。 僕は盛り上げるのがあまり上手くないので、Aさんを呼んで3人で会うこともしばしばありました。
そうして4ヶ月が経ったころ、彼女が僕と結婚したいと言いました。 僕は喜んで、すぐに指輪を用意し、プロポーズをしました。 出会って半年で入籍となりました。
妻はキスや夜の行為があまり好きではないようでしたが、早く子供が欲しいと、何度もせがまれました。 幸運なことに、入籍してすぐに子供を授かりました。
妻はつわりが酷かったのですが、僕は会社がなかなか休めないため、Aさんがよく見舞いに来てくれ、妻の面倒をみてくれました。 Aさんには結婚前からずっとお世話になりっぱなしでした。
友人にしては親密すぎる関係
初めておかしいと思ったのは出産のときでした。
妻に陣痛が来て、病院に行くとそこにはAさんが待っていました。 妻は、僕には恥ずかしいから来てほしくない、Aさんに立ち会ってほしいと言うのです。
夫の立ち合いが嫌で、友人に立ち会ってもらうなんて聞いたことがありません。
なんだかもやもやした気持ちになりましたが、事態が事態なので了承し、僕は待合室で待っていました。
半日近くかかって、元気な赤ちゃんが産まれました。 それからますます頻繁にAさんが家に入り浸るようになりました。 週の半分ほどは遊びに来て、泊まっていくようになっていきました。
そのころ僕は見てしまったのです。
リビングで子供をあやしながら、2人がそっとキスをするのを。
見間違いかと思いました。
見間違いであってほしいと思いました。 なんとなく妻に言い出せないまま、見てしまったことは心の奥にしまっておきました。
越えられない壁
1人目が産まれて1年ほど経ったころ、妻はもうひとり子供がほしいと言い出しました。 1人目もまだまだ赤ちゃんで、手がかかる時期でした。僕はもう少し余裕ができてからにしようと提案しました。 ですが妻は、どうしてもすぐに2人目が欲しいようでした。
やはり子供はすぐにできました。
つわりがひどくなった妻は今まで以上にAさんを自宅に呼ぶようになりました。 Aさんは一晩中、妻の背中をさすって声をかけ、上の子の面倒も見てくれていました。
この頃になんとなく察してしまったのです。 妻は僕よりもAさんの方を頼りにしていること、越えられない壁があるということを。
1人目同様Aさんが出産に立ち合い、2人目も無事産まれてきてくれました。
そして3ヶ月が経った頃、仕事から帰宅すると、 赤子を抱いた妻が神妙な面持ちで緑色の紙を出してきました。
そう、離婚届です。
申し訳ない、どうしても別れてほしいと大粒の涙を流す妻に、僕はただ従うことしかできませんでした。 そして妻は子供2人を連れて、出ていきました。
勘違いかもしれないけれど…
もう妻がどこに住んでいるのかもわかりません。 恐らくAさんと一緒に暮らしているのでしょう。
妻は僕と結婚する前からAさんと付き合っていて、二人で子供を育てたいがために、僕を利用して子供を作ったのではないでしょうか。 ただの妄想かもしれません。
たった一瞬でも幸せをくれた妻に感謝すべきなのかもしれません。
でもずっと心の中がもやもやとして晴れないのです。
とても難しいケースですね。
調査をご依頼いただけば、今からでも元奥様の居場所を突き止めることは不可能ではありません。ただ、元奥様が真相を打ち明けるかどうかは不明です。 もっと早くに調査をご依頼いただいていれば、本当にAさんと浮気をしていたのか、していなかったのかもはっきりしていたでしょう。
パートナーの行動に不安を感じていらっしゃる方、浮気かどうか確信がない場合でも、よろしければぜひご相談ください。 お力になれることがあるかもしれません。