探偵ブログ

法定相続人探しを探偵事務所に依頼

探偵事務所による人探しは、初恋の人や恩人に限った話ではありません。 今回ご紹介する方のように、必要に迫られて人探しをしなければならないご依頼主の方もいらっしゃいます。※実話をもとにしたフィクションです。

病に倒れた父の相続人探し

私は30歳の会社員です。少し前に私の父がくも膜下出血で倒れ、57歳で死去した時に探偵事務所を利用しました。というのも、父が20年前に起業した会社は順調に売り上げを伸ばし、資産が増えたため遺産を分配しなければならなくなったのです。父は自宅で倒れ、そのまま病院に運ばれ死亡が確認されたので、遺言書がありませんでした。そこで、法律に基づき相続人に平等に遺産を分配することになりました。そのためには、法定相続人全員が揃っていなければならないと会社の顧問弁護士からアドバイスを受けて、法定相続人全員を集めることにしました。

腹違いの子どもの存在

恥ずかしながら、父は私が小学生の頃、母以外の女性と不倫関係にあったことがあり、その女性との間に子どもができていました。父の帰宅が遅い日が続き、母が浮気を疑って尾行し、突き止めたそうです。そして、母との話し合いで、女性にも子どもにも二度と会わないことで合意したらしいのです。

その女性と子どもを探そうとしたのですが、戸籍からたどっても連絡がつきませんでした。そこで、探偵事務所に人探しを依頼することにしました。どこに住んでいるかもわからないし、心当たりも全くない状況で、探偵事務所のご尽力により不倫関係にあった女性と子どもを探し出すことができました。

無事に相続の手続きが終了

その後は、話し合いの場に大学生になっていた子どもを呼び寄せて無事に相続の手続を終えました。腹違いの弟は突然父親の死と相続人であることを告げられ、とても驚いた様子でしたが、家では父の仏壇に線香をあげ、話し合い中も取り乱すことなく終始私たちの話を聞いて常に礼儀正しくしていました。相続した遺産は大学の学費にあてるそうです。弟は年齢が10歳も離れていますが、どこか自分の若いころに面影が似ていてとても話しやすい好青年で、今でもたまに連絡を取っています。見つけ出してくれた探偵事務所の方に感謝します。ありがとうございました。

相続の手続きは相続人が全員そろわなければ開始できないそうです。万が一相続開始後に新たな相続人が見つかった場合、はじめから相続をやり直さなければならず、とても面倒なのだとか。この男性のように、心当たりはあるもののどこにいるのかわからないという場合は、ぜひ探偵事務所の人探し調査を利用してみてください。

 

教習所の教官との不倫 探偵の調査で奥さんにバレた

今回は、浮気調査された未婚女性の体験談をご紹介します。相手は自動車教習所の教官で既婚者とは知っていたものの、「狭い車内で2人きりになるとどうしても意識してしまった」ということです。どのような経緯があったのでしょうか。 ※弊社でご依頼をいただいた案件ではありません。

既婚の教官との交際

私が短大生だったころ、教習所に通って免許を取ることにしました。 そこで教官として同乗したある男性に恋をしました。その人は当時32歳の既婚男性で、教習所で働き始めて10年のベテラン教官でした。 その教習所は、一人の教官が卒業まで教えるのではなく、その日に出席の確認が取れた時点でランダムに教官が決まるシステムで、私が好きになった教官とは何度も同乗していたおかげで、いつの間にか一人の男性として意識していました。 左手の薬指に指輪をしていたので既婚者であることはわかっていたのですが、運転中もプライベートや趣味の話などで盛り上がり、こんな人が彼氏だったら楽しそうだなと思うようになっていったのです。

その後、無事に教習所を卒業して免許を取得し、すぐに教習所を再訪しました。 その教官に合格の報告をすると、彼は屈託のない笑顔ですごく喜んでくれて、やっぱりこの人が好きだなと思ってしまったのです。そしてその場で「連絡先を交換したいです」と勇気を出して伝えると、彼は快く応じてくれました。その後、何度もメッセージでやり取りをして、しばらくして2人きりで会うようになり、すぐに性的な関係を持ちました。 奥さんがいるのに申し訳ないとは思っていても、関係をやめられませんでした。

相手の奥さんが浮気調査をしていた

彼とつき合い始めて2ヶ月ほど経った頃、自宅に彼の奥さんから慰謝料を請求する旨の内容証明郵便が届きました。これを見た私の親は「今すぐに別れなさい!」と激怒し、しばらく口をきいてくれないほど家の中は気まずい雰囲気になりました。 そこで私は、自分の行動がどれだけ浅はかで人を傷つけることだったのか気づかされました。

慌てて彼に電話して奥様から内容証明郵便が届いたことと、もう会えないことを伝えました。 彼の様子がおかしいと感じた奥さんが、探偵を雇って調査を依頼したそうです。探偵は、私と彼がデートしているところと、ホテルに出入りしているところを尾行し、撮影していたらしいと、電話で知らされました。 お互いに連絡を取るのはこれで最後で、二度と会わないことを約束し電話を切りました。 慰謝料は親から借りたお金で支払いました。しばらくの間は大好きな人に会えないつらさと、周りに迷惑をかけたことの申し訳なさで、気持ちの整理がつきませんでした。

あれからもう10年近くが経ちます。今思えば、あの時教習所の教官を好きになったのは「教習所マジック」だったなと反省しています。数か月もたつと気持ちの整理がつき、年上の既婚男性をどうしてあんなに好きになっていたんだろうと思うようになったほどです。今でもあの頃を思い出すと、奥さんに対しては申し訳ない気持ちでいっぱいになります。彼と奥さんが今も幸せに暮らしていることを心から願っています。

教習所の教官に恋心を抱く「教習所マジック」は、決して珍しいことではないようです。 狭い車内で運転技術を教えてもらうのは、楽しくもあり緊張感もあるからこそ、このようなマジックが生まれるのかもしれません。ですが既婚者とわかった時点で潔く身を引くのが賢明でしょう。 浮気調査では事実を立証するための証拠を収集いたします。お気軽にご相談ください。

 

離婚した元妻と娘に会いたい

初恋の人や大切な恩人など、「どこにいるかわからないけど会いたい」という方からの人探し調査も探偵業務のひとつです。今回は、まだ調査依頼をしていないものの、依頼を検討しているという方のエピソードです。 ※実話をもとにしたフィクションです。

結婚してすぐに浮気、離婚した男性

私は50代半ばの派遣社員です。若かりし頃、一度だけ結婚していた時期がありました。当時20代前半で、交際していた女性との間に赤ちゃんができたため結婚しました。しかし、元妻が妊娠中、体調不良を理由に家事がおろそかになり、それまで毎日家の掃除をしていたのが2日に1回になり、夕飯に惣菜やレトルト類が増えていきました。そんな元妻に対して嫌気がさし、私は他の女性に浮気していました。

ところが元妻が臨月の時に浮気がばれて、もう二度と浮気相手と会わないと約束したにもかかわらず、娘が生まれた後も、ずるずると関係を続けていました。その後、私の浮気を察した妻に攻め立てられ、妻に対して手をあげたこともありました。本当に悪いことをしました。元妻は生後半年の娘を連れて県外の実家に帰りました。その後は、離婚したくなかった私と揉めましたが協議の末、慰謝料ナシ・養育費ナシ・娘とはもう二度と会わないことを条件にそのまま離婚しました。

2人に会いたい

離婚後、私は急に寂しくなってしまい、元妻の実家に何度も電話したり、謝罪の手紙を書いたり、どうしても寂しくなったときは車で3時間以上かかる元妻の実家近くまで会いに行ったこともありました。そして元妻の親から追い返され、弁護士をはさまれて接近禁止命令を出されたこともあります。自分がしたことの罪の重さを、これほどまでに実感したことはありませんでした。

離婚してからもう30年以上が経ちます。あれから娘には一度も会っていません。生きていれば33歳で、もう家庭を持っている年ごろでしょう。探偵に依頼しようとしてホームページを調べたりもしています。しかし、現在、派遣社員としてその日暮らしをしている私にとって、調査費用はとても高額で、気軽には依頼できません。でも、娘が今どこで何をしているのかどうしても知りたいのです。そして元妻も、資格も就業経験もないまま離婚したので、その後の生活はどうしていたのか、とても気になっています。あれほどひどい仕打ちをした上に、慰謝料も養育費も払わなかった私に、元妻を心配する資格などないかもしれません。しかし、その後の元妻と娘がどのようにして過ごしてきたのか、気になって仕方がないのです。欲を言えば一度でいいから2人に会って謝罪がしたいです。

今、私は給料から少しずつ、あの時払えなかった慰謝料と養育費、探偵事務所に依頼する調査費用を貯めているところです。何年かかるかわかりませんが、元妻と娘に会えることを願ってコツコツとお金を貯めていきたいと思います。

血のつながった、たった一人のお子さんに会いたい男性のお話でした。反省の弁を口にして、慰謝料と養育費も払うと強い口調でお話しされているのが印象的でした。 探偵社では安否が気になる方の所在調査も承っておりますのでいつでもご相談ください。

 

浮気調査されていたことに全く気付かなかった

今回は、浮気調査の対象となった男性からのお話です。妻から突き付けられた調査結果に驚いたそうです。自分が調査対象となっていたことがわかるまでの経緯を伺いました。 ※実話をもとにしたフィクションです。

バレないように浮気を続けていた男性

私は45歳の会社員です。今は会社近くのワンルームで一人暮らしをしています。今の生活の発端となったのは、恥ずかしながら私の浮気が原因でした。

浮気相手は会社の同僚で、彼女は入社10年目のベテラン社員でした。仕事はできる方で、上司や部下からも頼りにされる存在でした。そんな彼女と急接近したのは、プロジェクト成功のため、遅くまで残って仕事をしていたことがきっかけでした。雑談をしながら仕事を進めていくうちに、彼女と私は酒の趣味が似ていることがわかり、プロジェクト終了後も頻繁に飲みに行くようになったのです。いろんな居酒屋を飲み歩いては酒について語り合い、自分にとってはとても楽しい時間でした。彼女も同世代で日本酒が好きな友達があまりおらず、私と飲みに行けるのが嬉しいと話していました。2人で飲みに行くようになってしばらくしてから、飲み屋に行った後はホテルに行くようになっていました。

妻には申し訳ない気持ちがあったので、絶対に見つかってはいけないと思い、日付が変わる前には必ず帰宅するようにしていました。また、彼女は未婚でしたが、私が既婚者であることは知っていたので、家族に迷惑をかけないためにも、2人で会うのは仕事が終わった後だけで土日には絶対に会わないと決めていました。仕事が忙しいのは前々からでも、たまには早く帰宅するようにし、夜の夫婦生活も何ら変わりなく続けていましたから、妻には疑われていないと思っていました。妻が離婚届を置いて家を出たのは、それから1年くらい経った頃でした。

第六感が働き調査を依頼した妻

その後、離婚に向けて協議をしていく過程で、どうして私の浮気がわかったのかと妻に問いただしてみました。妻が言うには、明らかに飲みに行く回数が増えたこと、私のスーツからは女性ものの香水かヘアコロンの臭いがしたそうです。それで怪しいと思い、探偵事務所に浮気調査を依頼し、証拠写真を確保してもらい離婚に踏み切ったと言います。私は自分が探偵事務所に調査されていたとは知らず、本当に驚きました。探偵事務所の調査力を、わが身をもって実感することとなったのです。

私は離婚したくなかったのですが、妻は私に対してすでに愛情はなく、当時小学生だった娘2人も、私を軽蔑していて「もう会いたくない」と話しているそうで、早くに離婚が決まりました。その後、私の離婚を知った彼女が、傷心している私を慰めてくれて、しばらくして彼女と再婚しました。ところが、職場からは「略奪婚」とからかわれ(実際にその通りなのですが…)、2人とも会社に居づらくなり私は転職しました。しかし、転職後の収入が大幅に下がった上に、養育費も払わなければいけないので手元に残るお金はほとんどなく、結婚後は険悪なムードになってしまったのです。再婚した妻から見限られたのか、「家を出て行け!」と言われてしまい、ワンルームで一人暮らしをしています。もしかしたらまた離婚するかもしれません。どうしてあの時、浮気してしまったのかと当時の自分を今も攻めています。離婚してから子どもに1度も会っていません。できることならあの頃に戻りたいです。

探偵事務所の調査力をこのような形で目の当たりにするとは夢にも思わなかったと話してくれました。証拠の確保のために浮気調査を依頼する方もいらっしゃいます。浮気で悩んだら、まずはお気軽にご相談ください。

 

結婚調査で分かった彼女の知られざる過去とは

探偵事務所では、結婚相手のこれまでの経歴を調査する「結婚調査」も数多く引き受けています。今回お話を伺ったのは、「親が知らぬ間に交際相手の調査を依頼していた」という20代半ばの男性。交際相手の女性からは聞かされていない、意外な過去を知ることとなったようです。 ※弊社でご依頼をいただいた案件ではありません。

私は大学を卒業後、メーカーに就職して生産ラインを管理する仕事をしています。私が入社した翌年、18歳の若い女性がアルバイトとして入社しました。彼女は、高校卒業後、就職先が見つからなかったらしく、しばらくの間はアルバイトとして働き、将来的には契約社員や正社員を目指したいと面接で話していたそうです。彼女の働きぶりは周りからも評価され、1年後には契約社員に昇格していました。アルバイトの従業員がたった1年で契約社員になることは、うちの会社ではとても珍しいことで、社員からの評判も上々でした。

ある時、その女性が仕事で大きなミスをしてしまい、夜遅くまで残って作業をしているところをたまたま自分が見つけ、手伝っていた時期が続きました。残業が少ない会社なので2人きりで会社に残ると必然的に会話も増え、彼女のことを知る機会が増えました。まだ10代なのに、おっとりした性格ながらも気がまわり、礼儀を重んじる彼女に私はすっかり心を奪われていたのです。しばらくして休みの日に2人で会うようになり、私たちは交際を開始しました。

「高卒の子では心配だから結婚調査するべきだ」と親

私はもともと結婚願望が強く、まだ10代の彼女に対しても結婚を前提につき合って欲しいと伝えてありました。彼女の了承も得ています。ただ、私の両親に結婚を見据えた彼女がいることを伝えると、彼女の学歴や家族構成をとても気にしているようでした。うちは家族も含めて親戚のほとんどが大卒で、学歴志向が強いところがあります。確かに彼女は高卒ですが、県内でもトップクラスの高校を卒業していますし、有名大学の推薦枠をもらえていたものの、家計を支えるために働くことにしたと聞いています。家族は彼女と両親、妹、弟がいて彼女が働きながら家計を支えていると伝えました。それでも「高卒の子で本当に大丈夫なのか?」と父は心配している様子でした。それからほどなくして、母親から彼女の結婚調査を依頼したことを聞かされました。

父親が会社経営に失敗

はじめは私に何の相談もなく彼女の結婚調査をしたことに憤慨しましたが、調査結果を見て彼女からは聞かされていない事実を知ることとなりました。彼女の祖父は会社を経営していましたが、父親が経営を引き継いだ後はうまくいかず、彼女が高校2年の時に倒産したそうです。それまではお金持ちで大きなお屋敷に住んでいたのが、自己破産したために今は築40年近い市営住宅で家族5人で暮らしているらしいのです。県内トップクラスの高校に通いながらも、進学をあきらめたのにはこうした背景があったからだったようです。彼女からは、「家計を支えたい」としか聞かされていなかったので、父から渡された調査結果にはとても驚きました。

交際に理解を示してもらえた

お嬢様育ちにもかかわらず、高卒で働いて家計を支えている彼女に対し、両親は理解を示してくれました。しばらくして彼女を自宅に連れてきたときも「まだ若いのに気品があってとても落ち着いた女性」と、好印象に受け止めてくれたようです。今は両方の親公認でおつき合いができています。近い将来、結婚して彼女を幸せにしたいと思います。

男性は、「進学が決まっていたにもかかわらず、辞退して働きに出て家計を支えている彼女を尊敬している」とも話してくれました。お二人がこれからも仲睦まじく歩み続けられることを願っています。

 

カード審査に落ちた彼、本当に結婚して大丈夫?

結婚相手には金銭管理がしっかりしていてほしいと願うのはごく普通のことと思います。今回は、カード審査に通らなかった交際相手の信用情報と金銭感覚を知るために探偵事務所を利用した女性から話をお聞きました。 ※弊社でご依頼をいただいた案件ではありません。

無記名の封書…その中身は

私は33歳の会社員で、少し前から同い年の男性と結婚を前提におつきあいしています。先日、彼氏の自宅の寝室で、ある封書を見つけました。引き出しにしまってあったわけではなく、机の上に積み重なっている雑多な書類の中から見つけた封書で、宛て名はあるものの、発送元が書かれていませんでした。なんだか不穏に感じたので彼がお風呂に入っている間に、悪いと思いながらもこっそりと中身を見てしまいました。

それはクレジットカードの審査の結果で、審査に落ちたという通知でした。これにはかなり衝撃を受けました。そのクレジットカードは私も保有しており、社会的に見ても比較的審査が通りやすいカードとして知られています。そのクレジットカード会社の審査に落とされるということは、彼の信用情報に傷があることになります。将来、結婚して家を買うことになった場合、ローンの審査に通らない可能性もあります。

探偵事務所に信用情報を調査を依頼

この一件があってから、彼と結婚を前提に交際を続けていいのかどうか不安になり、探偵事務所に依頼して彼の信用情報を調査してもらいました。

探偵事務所が調査した信用情報によると、彼が数年前に借金の返済が滞っていた時期が続いていたことが書かれていました。それは、彼が自動車を購入した直後に失業し、ローンの支払いはおろか、家賃や携帯電話代の支払いまで滞納してしまい、生活がとても苦しかったと話していた時期と重なります。失業してから収入が安定するまでの間、何度も滞納していたために、信用情報に傷がついたのかもしれません。その後今の仕事に転職し、収入が安定してからは一度も返済が滞った履歴はないそうです。

私が見る限り、彼は決して金遣いが荒い方ではなく、使い道は平日のランチやマンガ、趣味のランニングなどに関する出費が多く、ギャンブルは一切していないのでクレジットカードの審査に落ちても彼のことは信用できると判断しました。たとえ将来、家のローンの審査が通らなくても、私の名義で借りればきっと何とかなるはずです!信用情報を徹底的に調べてくださった探偵事務所の方にはとても感謝しています。

過去の金融事故が原因でクレジットカードの審査に落ちることは珍しいことではありません。今回の女性も「本当に申し訳ないと思っているのですが…」と前置きをしたうえで、調査した時の話をしてくださいました。「今では男性の金銭感覚を疑うことはない」と自信をもって話す女性から、交際相手への愛が感じられた気がしました。

 

離婚問題にまで発展したものの、その後再構築をしている息子夫婦の話

今回お話を伺ったのは、息子さんが浮気をしてしまったという60代の女性です。連絡を受けた時は、青天の霹靂で自分はどうすればいいのかわからず、混乱したと言います。 ※弊社でご依頼をいただいた案件ではありません。

「離婚します」と嫁からの電話

昨年の夏、自宅の電話に長男の嫁から連絡がありました。私が電話に出ると、長男の嫁は「あなたの息子さんに浮気されました。離婚に向けて話を進めていきます。今までお世話になりました」と、やや興奮気味に言ってこちらの話も聞かずに電話を切られてしまいました。すぐに息子の携帯電話に連絡して話を聞いたところ、息子は職場の派遣社員の女性と浮気したことを認め、前日に嫁が子ども2人を連れて家を出たことを話してくれました。

私達の時代は主人が浮気しても嫁はじっと我慢して離婚など考えられないものでしたが、今では離婚は決して珍しくないのですね。嫁が依頼した探偵事務所が撮影した浮気現場の写真を証拠にして、息子に離婚を迫っていると聞き、時代は変わったのだなととても驚きました。ですが、子どもが離婚となると世間体にも悪くなるし、5歳と2歳の孫に会えなくなるのは私達夫婦にとっては耐えがたい苦痛です。息子夫婦には離婚しないでほしいと思い、話し合いに参加することになりました。

探偵事務所の協力により、思いとどまってくれることに

息子や私たち夫婦は、話し合いの現場で誠心誠意土下座して謝り、離婚は思いとどまってほしいと懇願しました。息子には、浮気相手と別れることと、嫁が浮気相手に対して慰謝料の請求を認めること、浮気は二度としない旨の誓約書を書かせて、嫁と家族に渡しました。後日返事をすると言われて、話し合いは一度だけで終わりました。

嫁からの連絡が来る1ヶ月間はとても長く感じました。同じ市内に住んでいるのに孫たちに合えないのは本当に寂しかったです。その後、最終的に嫁は離婚ではなく再構築を選んでくれました。私たちが連絡を待っている間、調査を依頼した探偵事務所に在籍するカウンセラーからさまざまなアドバイスを受けたらしく、悩みに悩んだ末に再構築を決断してくれました。本当にほっとしました。その後嫁は子どもを連れて息子宅に戻り、今では家族4人で仲良く過ごしています。

わが息子ながら、浮気をしてしまったことはとても恥ずかしく、嫁には申し訳ないことをしたと思います。それと同時に、離婚を思いとどまってくれた嫁と、再構築についてアドバイスをくれたカウンセラーの方には心から感謝しています。

今ではすっかり仲の良い夫婦に戻ったと話していますが、一度亀裂が入ってしまった夫婦の再構築はとても難しく、そう簡単にはいかないものです。息子さん夫婦に当初の信頼関係が戻ることを願っています。

 

見違えるようにキレイになった理由…母の浮気現場を目撃した娘

「好きな男性に振り向いてもらいたい!」そのためにダイエットしたりメイクを勉強したり、自分磨きに励むことはとても喜ばしいことです。ですが、既婚者となれば話は変わってきます。今回は、ダイエットに成功した母親をもつある大学生のお話です。 ※実話をもとにしたフィクションです。

ダイエットに成功し、美しくなった母

私は20歳の女子大生です。銀行員の父と本屋でパートをしている母、高校生の2人の弟と5人で暮らしています。家庭環境に特に問題はなく、ごくごく普通の一般家庭です。

私が大学に入学したころから、母は急にダイエットに目覚め、みるみるやせていきました。ジムに通ったり食事制限したりして10kg以上は痩せたそうです。健康的にダイエットできたことを私も家族も喜んでいました。

それと同時に、黒や赤など今まで見たことのないようなレースの下着を買い始め、服装もカジュアルなものばかりだった母がコンサバ系の服を好んで着るようになり、まるで別人のようになっていったのです。そんな母を見て周りからは冗談で「男でもできたんじゃないか」と噂されたこともありました。しかし、私たち家族としてはパートを時間通りにこなし、自宅でも家事を疎かにせず、むしろ性格が明るくなった母を見て、浮気をしているとはとても思えませんでした。

家族の不在時に浮気

ある日、午後の講義が突然休講になり午前中で帰宅できるときがありました。ラッキーと思い、今日はお昼頃に帰ると母にメッセージを送りましたが、なかなか既読がつかず、心配になりながら帰路につきました。

帰宅すると、父のものではない男性の靴が置いてありました。誰か来てるのかな?と思い、リビングに行くと誰もおらず、静まり返っています。ちょうどその頃、不倫している女性が主役のテレビドラマが流行していた時でした。まさかうちの母が浮気をするわけがないという憶測と、リビングにいるはずの来客がいないという事実で頭の中は混乱しつつも、おそるおそる寝室のある2階に向かいました。

そして2階の寝室を開けると、ベッドの上に母と知らない男がいたのです。ドアを開けた私を見て2人とも唖然となり、慌てて「これは違う!」などと言い訳していましたが、私は驚いてすぐ下に降り、逃げるように自宅を出ました。まさかあの母が浮気をしていたとは夢にも思わず、ショックで泣きながら父の職場に向かいました。

別居、そして離婚するかもしれない

父の職場に押し掛け、母の浮気現場を目撃したことを話すと、父は激怒し、帰宅後すぐに母を追い出しました。母の実家は車で10分程度のところにあり、事情を話すとすぐに母を引き取ってくれました。

父が「お互いに頭を冷やす時間が必要だ」と言って別居をはじめ、もうすぐで3ヶ月が経とうとしています。離婚をするのか、相手の男性と裁判になるのかはまだわかりません。 私は、浮気した母もその相手の男性も許せない気持ちです。できることなら法の裁きを受け、慰謝料を払って償ってほしいと思っています。 今となっては、浮気現場の証拠をおさえなかったことを後悔しています。浮気の兆候に気付き、行動を見張るなり浮気調査を依頼するなりしておけばよかったです。

親の不倫現場を目撃してしまい、とても驚いたことでしょう。お母さんと相手の男性がもしまだ別れていなければ、今からでも浮気の証拠がとれる可能性もあります。慰謝料を請求なさる場合は弁護士さんとよくご相談の上、どのような証拠が必要かご検討ください。

 

夫の風俗通いが発覚した女性

今回は、ご主人の浮気を疑った女性が自らの足で尾行して現場を撮影するという並々ならぬ行動力を発揮された女性のお話です。 ※実話をもとにした架空のストーリーです。

私は38歳の女性で子どもはおらず、ずっと共働きをしていましたが、3年前に交通事故に遭ったのをきっかけにリハビリに専念するために仕事を辞めました。今は怪我から回復していて、専業主婦をしています。家計を支えてくれている夫には感謝していました。 しかし、そんな夫が私に隠れて風俗に通っていることがわかりました。

浮気を疑い、尾行を決意

きっかけはシャツに染みついた香水の匂いです。その香りは明らかに女性が使用するものでした。でもどうやって確かめればいいのかわからず、探偵事務所への依頼も検討しましたが、それなりに費用がかかるので自分の足で調査することにしたのです。夫の帰宅時間はいつも夜7時前後です。しかし、金曜日だけ「飲み会があるから」と言って帰宅が夜12時近くなることがあったので、金曜日に焦点を定めて夫を尾行することにしました。

夫が「今日は飲み会があるから遅くなるよ」と言って出勤した金曜日。退社時間に合わせて会社の目の前にあるカフェで夫が出てくるのを待ちます。絶対にばれてはいけないと思い、ウィッグをつけて今まで着たことのないような服を着て変装した状態ですが、バレるんじゃないかとドキドキしていました。

尾行し行きついた先で見たものとは

夫が会社を出るとまっすぐと駅に向かい、自宅とは逆方向の電車に乗りました。しばらくして電車を降りると、風俗店やラブホテルの多い繁華街に慣れた様子で歩いていきます。近くの中華屋さんの前で、若い女性と待ち合わせをしていました。やはり浮気だったのだと動揺してしまいましたが、ここで尾行を終了するわけにはいかず、ホテルまで行くところをしっかりカメラに収めなければならないと思い、お店の前で待ちました。暑い季節だったので外で待機するのは本当に大変でした。

2人はこの中華屋さんでご飯を食べたのか、店から出てくると手を繋いで歩き出しました。もちろんその様子も撮影に成功しました。夏で日が沈んだ後もまだ明るかったので、フラッシュなしの撮影でもきれいに写っていたのは幸いでした。二人が向かった先は18禁の暖簾がかかった風俗店です。あまりにも衝撃的で思わず写真を撮るのを忘れてしまったほどでした。

風俗通いを始めた夫の言い訳

その後、私は自宅に戻り、数時間後に帰ってきた夫に画像を見せました。慌てふためく夫の言い訳を聞くと、私が交通事故に遭ってから夫婦生活の頻度が減ってしまったため、我慢できず風俗に通うようになってしまったと言うのです。

確かに頻度が減ったのは事実だったので、夫ばかりを責められないとも思いました。ですが、私にはもう一点気になることがありました。それは、お金の出どころです。風俗に毎週のように通えば、その費用は夫の小遣いでは足りないはずです。そのことを問い詰めると、夫が管理していた夫婦の貯金に手を付けていただけでなく、カードキャッシングで少額ながら借金まで作っていたのです。

それを聞いて、私は情けなさを通り越して涙が出てきました。そんな私の様子を見て夫はだいぶ焦ったようで「もう二度と風俗には行かない」と言って自ら誓約書まで書きました。 とりあえず私名義の貯金で借金を全部返済し、夫への制裁はこれから考えるつもりです。

ご主人の風俗通いを自力で発見したとのこと、素晴らしい行動力だと思います。ただ、素人の方が尾行するのは見つかることもあるため、リスクを伴います。パートナーの浮気を疑っている方は、プロの探偵事務所にぜひご相談ください。