探偵ブログ

塾の先生がストーカーに…

ストーカー被害というのは、当事者にとっては大変深刻なものです。

ですが、警察に相談に行っても証拠がなければ動いてもらえないことも多いようです。 今回はストーカー被害に遭っているものの、なかなか証拠が取れず被害が長引いてしまったケースをご紹介します。 (実話をもとに一部フィクションを交えています。)

塾は勉強を教えてくれるところですが…

私は私立の中学校に通っていました。中学3年生の頃にはすでに高校1年生の内容の授業を受けており、レベルが高すぎてついていくのがやっとでした。 そこで、両親に頼んで塾に通わせてもらうことになりました。

ところが、通常の塾では一般的な高校受験用の授業しかやっておらず、仕方なく1対1で自分のペースで勉強できる個別授業の塾に通うことになりました。

私の担当になった先生は、若くて格好いい大学生でした。 優しく、教え方も上手で、有名大学に通っていました。女子校に通う私にはとても素敵に見えました。

もちろん、憧れの存在になるのはすぐでした。

ある日の授業中、先生もそれを察していたようで、ふいにキスをしてきました。

授業中という背徳感に酔ったのか、とてもドキドキしたのを覚えています。

憧れの携帯電話

次の授業で、先生から携帯電話を渡されました。 当時、携帯電話は今ほど普及しておらず、家が厳しい私は持たせてもらえませんでした。

以前、それを愚痴ったことを覚えていてくれたようで、「いつでも連絡が取れるように、ね。」と最新の携帯電話をくれたのです。

さらに、自分のメールアドレスも紙に書いて渡してくれました。 それからは毎日、「おはよう」から「おやすみ」まで、ありとあらゆることをメールでやりとりするようになりました。

中学校での授業中にも、机の下に隠しながら、「今、世界史の授業でね…」なんて一日中メールをしていたこともありました。

豹変した先生

それから1か月ほどたって、期末テストの時期になりました。

塾に入ったからには成績の順位を上げなければならない私は必死で勉強をしていました。

あまりにも勉強に集中していたため、メールが疎かになってしまいました。 そんなある日、そろそろ寝る時間だな、とふと携帯を開くと30通ほどのメールや着信が溜まっていました。 慌ててメールを開こうとすると、ちょうど着信があり、通話ボタンを押しました。

「どうして!電話に!出ないんだ!今、何してる?!」

はぁはぁと息切れしながら怒鳴ったその声は、携帯電話と、窓の外から聞こえました。

そっとカーテンを開けると、部屋の外に先生がいました。 自転車を走らせてきたのか、肩で息をしながら二階の私の部屋を見上げていました。

血走った目と目が合った瞬間、恐怖で背筋が凍り、慌ててカーテンを閉めてしまいました。

ストーカーのきっかけ

その時、やっと我に返りました。

大人が中学生に手を出すことの卑怯さに気が付いたのです。

次に塾で会ったときに携帯電話を返そうと思って、その日は眠りにつきました。

翌日、学校へ行こうと自転車に乗った瞬間、後ろから肩をつかまれました。

驚いて振り返ると、そこにいたのは先生でした。

「どうして昨日カーテンを閉めたんだ?どうして連絡をくれなかったんだ?」と矢継ぎ早に質問されました。

あまりの怖さに震えながら、どうにか制服のポケットから携帯電話を取り出して、先生に押し付け、急いで自転車で走り去りました。

後ろから同じく自転車で追いかけてきたものの、私の方が体力があったのか、なんとか追いつかれることもなく学校の敷地内に逃げ込む事ができました。

帰りも待ち伏せされているかもしれないと思い、その日は学校の裏門から帰宅しました。

翌朝、新聞を取るためポストを開けると、先生に返したはずの携帯電話が粉々になって入っていました。

ものすごく怖かったのですが、それ以上に携帯電話をもらっていたことが母にバレたら大変だと思い、そっとかき集めて捨てました。

その日は怖くて、風邪を引いたことにして塾を休みました。

ストーキングされる毎日

それから毎日のように待ち伏せされるようになりました。あまりの恐怖に、ようやく母に打ち明け、助けを求めました。

最初は冗談かと思っていた母も私の切羽詰まった状況に気付き、塾に話をしに行ってくれました。

ですが、先生が否定したようで、塾側はまともに取り合ってくれませんでした。

その日を境にますます先生は嫌がらせをしてくるようになりました。 自宅の前でズボンを脱ぎ陰毛を剃ったり、追いかけてきて卑猥なことを言ったりされたこともありました。

ぎりぎりのところでどうにか決着

なかなか証拠がつかめないまま2週間ほど経ったある日のことです。私は学校帰りに自転車ごと押し倒されてレイプされそうになりました。たまたま通りかかった人に助けてもらえ、先生は警察に捕まりました。

それから一切の接触はありませんが、あのときの恐怖は今でも忘れることはできません。

もし、最初に付きまとわれたとき、嫌がらせが始まったときに証拠を取ることができたら、こんなに恐怖が長く続くことはなかったのかもしれません。

未成年にストーカー行為をする塾の先生とはなかなかに卑劣ですね。 最悪の事態は免れたものの、お嬢さんは心に傷を負ってしまったことと思います。

言い出しにくいとは思いますが、まずは親御さんに相談するべきでしょう。 その上で、当探偵事務所にご依頼をいただければ、毎日ストーキングをされていたということですので、すぐに証拠は集められたかと思います。

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