探偵ブログ

「生き別れた兄に会いたい」人探し調査で肉親を捜索

今回は、幼少期に生き別れたお兄様との再会を願う女性のお話です。

両親の離婚によってお兄様はお父様に、依頼者の女性はお母様に引き取られていきます。本当に見つかるか心配とお話ししていた女性ですが、30年以上の時を経て、見事に再会を果たしたようです。

※弊社にご依頼いただいた案件ではありません。

両親の離婚によって離ればなれに

私は、地方の小さな村で両親と2歳離れた兄と、父方の祖父母と6人で暮らしていました。しかし私が小学生の時、両親が離婚することになり、私は母に、兄は父に引き取られました。

おそらく母は、ギャンブル癖が治らない父と、同居の祖父母ともうまくいかなかったために離婚したのではないかと思います。

両親の離婚後、私と母は、母の実家を頼りに地方都市へと移り住みました。兄とはもともと仲が良く、引っ越してからは手紙でやり取りを続けていました。 ところが13歳の時、送った手紙が返送されてくるようになりました。もう一度はがきを送ると、やはり宛所不明で戻ってきたのです。

母に相談しても、「わからない。もうあの人達とは関わりたくない」と言うだけで詳細はわかりませんでした。当時まだ学生で数百キロ離れた兄のところに駆けつけることができず、とてももどかしく感じていました。

高校を卒業し、就職してお金を貯め、私一人で住んでいた村に向かいました。しかし、当時住んでいた家は、すでに空き家になっていました。近所に住んでいた人によれば、父と母が離婚後、立て続けに祖父母が亡くなったようです。父はギャンブルに興じ、借金の取り立てが毎日のように来ていたとか。そしてある日突然、父と兄はいなくなったと。

母にこのことを話すと「家にも借金の取り立てが来るかもしれないから、これ以上首を突っ込むな」と釘を刺されるだけで、身動きが取れませんでした。もう兄を探す手立てはなくなったのかと、とても落ち込みました。

「生きているうちに兄に会いたい」

時が経ち、私は職場で出会った男性と結婚して子どもを4人もうけました。ほどなくして母を事故で亡くし、つらい思いをしましたが、家族に励まされてなんとか立ち直ることができました。そして一番下の子どもが成人式を迎えた頃、健康診断で私の胃にガンが見つかりました。

余命宣告を受けた時、私の脳裏に兄の顔が浮かびました。 「生きているうちに生き別れた兄にどうしても会いたい」 そんな私の願いを聞いて、主人と子ども達が探偵事務所に依頼してくれることになったのです。

難しい調査の末、無事に発見

兄と音信不通になってから30年以上も経過しているので、見つからないのではないかと心配していました。それでも探偵さんのご尽力おかげで、無事に兄が見つかり、病床で再会することができました。 私達2人とも涙を流して喜びました。

兄によれば、当時借金の取り立てが激しく、返済のめどが立たなかったため父と兄は夜逃げしたそうです。その後住居を転々とし、兄は中卒で就職。18の時に父が亡くなり、現在は現場仕事をしながら一人暮らしをしているそうです。余程の苦労をしてきたのだろうと思うと涙が止まりませんでした。

そして、兄とは連絡先を交換し、手紙や電話でやり取りをしています。これまで会えなかった分を取り戻すかのように、たくさんの話をしています。 ですが、来月から私は緩和ケアを受けます。もう残された時間は少ないでしょう。これで心置きなく旅立つことができます。

少ない手がかりでの人探し

最後に連絡が取れてから長い年月が経過している上、お兄様も全国を転々とされていたためにとても難しい調査だったようです。限られた時間の中で、お兄様との絆を深めていけるよう、私どもも心より願っています。

同じように肉親をお探しの方、手がかりが少なくても、できる限り調査をさせていただきます。どうぞご相談ください。

 

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