最近のニュース報道でもありましたように、事実確認のために警察が捜査の対象者に対し、相手の承諾なしにGPSを使用し露見、その後、GPS捜査した事について裁判が行わました。2審では合法と判断されたようですが、最高裁の結果は違法と判断されました。警察だけでなく今や日常的に、多くの探偵業者や、一般の方がGPSを使用しているようです。その目的は、主に対象者の行く先や立ち寄り先などを確認していると言う事。今や誰もが、GPSの存在を知っているからこそ、そのGPSの取り付けが相手に露見することも多々あるのです。探偵業とは、そもそも対象者に気づかれないように尾行・張り込みを行い、その事実確認及び証拠撮りなどを行うような職業です。その事から考えると、一見GPSによる調査手法を用いれば、簡単で対象者に露見しにくく、対象者の立ち寄り先などが把握できるメリットはあるように思いますが、実は大きなデメリットが3つもあるのです。1、GPS取り付けそのものの露見。2、GPSでは、立ち寄り先を検索し、怪しいと思えば、現地にたどり着く形になる為、後追いになり対象者の立ち寄り先(ホテル)に入る瞬間の映像は撮れない事です。本来、証拠はその入る所の部分(いつ誰との映像、どこのホテルに入る映像、そこで何時間すごしたのか経過)が一番重要なのです。3、法的な観点からも、承諾なしにGPSを取り付ける行為は不法侵入などの罪に問われることです。例外として、依頼人と対象者とが夫婦の場合にかぎっては、依頼人(土地所有者)の許可を経て、共有財産である車両にGPSを取り付けることや、依頼者様が盗難防止目的に取り付ける場合などは、罪に問われる事はないのかも知れません。しかし、合法で取り付ける事ができても、GPSは万全ではありません。より良い調査を行うにあたって、重要視されることは何でしょうか?それは、GPSを使用せずに、経験豊富なそれ以外の技術を持った探偵が、対象者に気づかれないように高度な尾行テクニックを使い調査を行うことではないでしょうか?弊社スタッフはGPSを使用せず、他の方法で何年も調査を進めています。だからこそ本物の探偵と名乗るだけの経験を自負し、驚くほどの調査結果をお出ししております。GPS使用は一見、便利な反面、相手にGPSが露見したりすると、それ以降、警戒を招き、いくら調査しても証拠が撮れなくなったりします。しかも今やGPS使用は誰もが知っている織り込まれた情報です。浮気している人や、警戒がある人はGPSがつけられているか確認するのが当然でしょう。よってGPSの使用の調査は時代遅れと言っても過言ではないのです。
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