旦那さん、奥さんが浮気をしていると知ったら、自分で張り込みをして証拠を掴みたいと思うかもしれません。
一日も早く事実を確かめるために、「早く行動しないと!」と焦る気持ちは分かります。
しかし、相手に分からないように張り込みをして証拠を入手するのは容易ではありません。
今回は、プロの探偵ならではの張り込みテクニックについて解説していきます。
探偵の調査方法「張り込み」とは?
「張り込み」とは、調査対象者が建物、店舗、ホテル、自宅に入った後、次の行動をするまで気づかれないように見張り続ける行為のことを言います。
張り込みをする目的は、浮気・不倫調査、婚約相手や家族の素行調査、取引先の雇用調査などです。
調査対象者の行動パターンを調べるために行われ、知りたいことを調べていきます。
「張り込みはただ単に待っているだけじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし実際は、思った以上に難しい調査なので素人には無理だと言われています。
張り込みの調査が素人には難しい理由
張り込みはいつ出てくるか分からないので、長時間見張り続ける忍耐力が必要です。
真冬や真夏の場合、外で長時間見張るのはかなり体力と気力が求められます。
レストランや店舗の場合はある程度、時間を予測することができますが、自宅やホテルの場合は次の日になる可能性もあり、一人で張り込みは難しいと言えます。
そして、張り込みには周りに怪しまれずに普通を装いながら観察をしなければなりません。
浮気相手の自宅周辺を長時間歩いていると、周辺住民から不審に思われて、警察に通報されるケースも少なくありません。
周辺の雰囲気と自然に馴染みながら同じ場所を長時間張り込むのは思った以上に大変です。
プロの探偵による張り込みテクニック
探偵が張り込みする状況は、昼間夜、場所はケースバイケースです。
調査対象者が建物やお店に入った場合は、多くの場合、建物の出入り口、駐車場の出入り口を見張ります。
車で移動している場合は、後部座席にスモークを貼った車内で気づかれないように待機をして張り込みします。
広めの駐車場では離れた場所に車を停めて、遠くから見張りをしたり、狭い駐車場では目立ちにくい場所に車を停めます。
徒歩で張り込みする場合は、出入り口がよく見える場所で立ったまま待機となります。
プロの探偵は周辺に馴染むように、警備員や工事現場の作業員に変装するケースもあります。
夜の張り込みは難易度が高い
夜は車内でスマートフォンのライトやタバコの火は明かりが漏れて、長時間の張り込みは周辺から不審に思われるリスクがあります。
夜中の住宅街は明かりが少なく視界が悪くなるため、対象者を見失いやすいリスクがあります。
周囲の人に不審に思われないように、車を停車する場所をよく考えて、相手を観察する工夫が必要です。
自分で張り込みはNG!調査依頼はプロの探偵に依頼しよう
張り込みをすることは、ただ単に出てくるところをキャッチするのではありません。
プロと素人との差は、周囲に馴染むように証拠写真を入手する違いにあります。
プロの探偵は、撮影担当と運転担当を分担したり周りに分からないように調査を進めていきます。
探偵業法を含む法律を遵守しながら張り込みを行うので、安心して任せることができます。