「結婚詐欺」という言葉をニュースやドラマでも聞くことが多くなりました。
結婚詐欺をする人は、20代のイケメンがお金を持っている女性達を騙すといったイメージがあるかもしれません。
しかし、近年は、SNSや婚活サイト、結婚相談所、マッチングアプリなど出会いが多様化しており、騙す人は一般の会社員から学生まで現れる始末…。
今の婚約者がオンラインを通じて知り合った場合、
相手のことを100%信じていても、客観的に結婚調査を依頼する価値はあるでしょう。
今回は、最近増えてきた新手の結婚詐欺についてご紹介します。
近年の結婚詐欺の特徴
近年は、SNS、婚活サイト、結婚相談所、マッチングアプリといったインターネット経由で結婚相手と知り合うケースが増えており、詐欺行為が多発しています。
結婚詐欺の特徴としては、偽名や嘘のプロフィールを使って近づき、高級なディナーやプレゼント攻撃で相手をすっかり信用させたところで、金銭の要求をするパターンです。
結婚を前提としてお付き合いしているため、結婚準備の資金、仕事で緊急に必要になった資金を要求されると、まとまったお金を出してしまうのです。
一旦、何百万単位のお金を渡すと、相手は姿を消して電話もメールもラインも連絡が取れなくなり、音信不通になります。
探偵事務所に婚約者の居場所を調査してもらうと、名前は偽名、住所も職場もすべて嘘、婚活サービスは退会して居場所を掴めなくなってしまうのです。
金銭の要求があったら詐欺の確率が高い
結婚詐欺のパターンは、結婚話しを勧めている間に突然金銭の要求をしてくること。
婚約者が切羽詰まって困っていと、300万円でも500万円でも貯金から引き出して渡してしまうのです。
「自分が騙されているなんて…」と気がついたころには、残念ながらもう手遅れ。
結婚詐欺師は結婚話を進めながら、相手の懐事情を確かめて、感情的になり、言葉巧みに金銭を要求してきます。
結婚準備の資金でも、一緒に住むマンションの頭金だと言われても、結婚する前はまだ赤の他人です。
オンライン上で知り合った結婚相手に金銭を求められたら、結婚詐欺の確率は高いと言えます。
女性の結婚詐欺師も急増中
近年の結婚詐欺の傾向として、女性の結婚詐欺師が急増しています。
女性詐欺師の特徴は、肉体関係をちらつかせたり、もしくは実際に肉体関係を持つことで相手をコントロールします。
自分の家族や親戚にも結婚の約束をしていることを
話して相手を信用させ、感情に訴えるやり方でで金銭を根こそぎ搾取します。
セクシーなボディーや見かけでアプローチするやり方よりも、普通のOLや学生が感情的な芝居をするケースが増えています。
結婚詐欺のターゲットになりやすいのは、結婚適齢期の方、結婚願望の強い方です。
恋愛感情が生まれると自分を見失いがちになるので交際中は常に客観的な目を持つことが大切です。