夫婦関係で最もよくあるトラブルが浮気(不倫)の問題です。
職場不倫や出会い系アプリを利用して、浮気に走る夫・妻が増えています。
浮気の決定的な証拠を掴むために、探偵事務所へ浮気調査を依頼する方は多いかと思います。
しかし、最近はしっかり調査をせずに100万円以上を請求してくる悪質な業者が増えており、被害トラブルも増加しているので注意が必要です。
浮気調査の料金相場は?
探偵事務所に浮気調査を依頼した際の相場は、20万円~100万円です。
料金開きがあるのは、探偵会社によって料金体系が異なることはもちろん、調査日数と時間、調査の人数によっても大きく変わります。
浮気調査の料金は、調査の期間(日数と時間)によって差が大きく開きます。
単純計算すると、5時間で終わった調査と50時間かかった調査では料金の差は約10倍が開きます。
浮気調査は、対象者を尾行して、張り込みにより不貞行為の証拠となる写真や動画を撮ることが目的です。
浮気調査を確実に行うには、通常、調査員は2人一組になって行い、場合によっては、3人一組になることもあります。
例えば、2人の調査員に1時間あたり2万円報酬の場合、5時間依頼すると10万円、50時間になると100万円かかります。
浮気調査は、調査時間が長くなり、調査員を増やせすほど、調査料金は高くなっていきます。
調査料金が100万円もかかる時はどんなケース?
結論からいえば、通常の浮気調査での見積もり段階で100万円を超える事はほとんどありません。
浮気調査で費用が高くなる主なケースは、以下の内容で浮気調査が難航して長期化した場合、浮気調査が延長になる場合があります。
不貞行為の動きが見られない時、浮気相手が複数いる時、対象者に気づかれそうな時は浮気調査が長期化します。
例えば夫婦喧嘩で依頼主が放った言葉により、対象者に浮気調査を勘付かれることがあります。
対象者に浮気調査を疑われてしまったら、警戒心を強めるので証拠は掴みにくくなり、浮気調査が順調に進まない事が多くなります。
浮気調査は失敗すると返金してもらえるの?
浮気調査が対象者にバレて、調査が失敗した時は何が原因でバレたのかによって、探偵側の対応も変わります。
優良な探偵事務所の場合、探偵側にミスがあった場合には、調査にかかった費用以外は全額返金されます。
ただし、依頼者の言動がきっかけでパートナーに浮気調査がバレた場合は、返金されないことがあります。
契約前に契約書を見て、返金についてのルールを確認することが大切です。
探偵との料金トラブル
違法業者を撲滅して、探偵業界の健全化を図るために、2007年6月、探偵業法が施行されました。
探偵業法施行以降、探偵事務所と依頼者の料金トラブルは減りましたが、悪質なサービスを提供する探偵は存在します。
▽優良な探偵を見極めるポイント
・公安委員会に届出をしている
・料金に関する丁寧な説明がある
・調査が失敗するリスクの説明がある
・解約、途中キャンセルの説明がある
・成果地点の説明があり契約書に記載している
・契約書、重要事項説明、利用目的確認書を交付する
万が一、悪質業者に依頼してトラブルになった場合は、消費者センター、探偵が管轄する公安委員会(警察)に連絡してください。