2017年01月18日
事件の前兆を感じたら
みなさんは、身の周りに「事件というほどではないが、かなり不審な出来事」が起こったら、どのように対処されますか。
「事件かも知れないが事件ではないかもしれない」状態というのは、とてもやっかいなものです。
明らかに「事件」が起きたのでなければ警察はなかなか動きません。
家族や親しい友人に相談しても深刻さが伝わらない場合、一人で対処するか、ひたすら恐怖に耐えるか。 そんな時こそ我々探偵の出番かもしれません。 これは30代専業主婦の方の体験談です(弊社への依頼案件ではありません。一部フィクションを含みます)
不審なセリフ「オレは赤がいいと思うよ」
20代で結婚し、子宝にも恵まれた専業主婦の私が、念願のマイホームを購入したのが2年前の冬。特にご近所トラブルもなく、毎日平穏に暮らしていました。しかし今は毎日見えない恐怖に襲われる毎日を送っています。 最初に異変が起きたのは1年ほど前。近所の工務店の前を通り過ぎた時でした。その工務店のご主人とは特に知り合いでもなく、道で会えば挨拶する程度の仲だったのですが、そのご主人が急に「オレは赤がいいと思うよ」とニヤニヤしながら私に告げてきたのです。 正直何を言われているか分かりませんでした。
数日後自宅に母から連絡があり、かねてから話していた、娘のランドセル購入の話になりました。この時ハッとしました。数日前の電話で、私はかわいいピンクのランドセルを気に入っていたのですが、母は「赤がいい」と言っていたのです。
そう、工務店のご主人に妙なことを言われた前日の話です。
私は一瞬怖くなりましたが、「きっと私の声が大きくて、外を歩いていた人に聞こえたんだ」と自己解決し、これから電話の時は声の大きさに気をつけなくちゃ、と思う程度でした。
ありえない囁き
しかし、その後も工務店のご主人からたびたび妙なことを囁かれるようになりました。
祖母の七回忌の話を主人とした翌日には「おみやげよろしく」とか、主人と夫婦喧嘩をした翌日には「アンタが悪いよ」とか。
こうなると私も「盗聴」を疑わずにはいられません。
なにしろその工務店は我が家から500mは離れています。私の声が大きくて、家の外に聞こえていたとしても、毎度そのタイミングで工務店のご主人が我が家の近くを歩いていたというのはあり得ません。
盗聴器発見器の実力は? 主人に相談したところ、数日後主人が何やら妙な機械を購入してきました。「盗聴器発見機」です。某電気街の専門店で売っていた、それなりの高性能を謳った商品でした。 さっそくこの新兵器で家中を調べたのですが…。どこにも盗聴器の反応はナシ。
この新兵器に絶対の自信を持っていた主人は、「お前の考えすぎだよ。そんな悪い人には見えないし」と呆れ顔。私も考え過ぎかなと考え直しました。
夫も警察も助けてくれない
決定的な一言を耳にしたのはつい最近です。
主人が珍しく泊まりがけの出張に出ることになったのですが、その日問題の工務店の前を通りかかると、ご主人に「娘さんと二人じゃ心細いだろ? オレが泊まりに行ってやろうか?」とニヤニヤしながら私に告げてきたのです。「結構です!」と強く断った私はとにかく怖くて、交番に相談に行きました。 しかし警察の反応は「それだけでは世間話をしただけ。犯罪とは言えない。何も事が起こってないのに相談されても動きようがない」の一点張り。
その日から毎日が恐怖で、家の中ではあまり口を開かない生活が続いています。主人も警察も助けてくれない今、私は誰に助けを求めたらいいのでしょう? マニアックな盗聴器はプロにお任せください
現在「盗聴器」はそれこそネットでも簡単に購入できる世の中です。 もちろん、その「盗聴器」を発見する「盗聴器発見機」も同様です。 しかし、こういったアイテムはどんどん進化していきます。今盗聴マニアが使う盗聴器の中には、市販の発見機では発見できないような盗聴器も存在します。 我々探偵社は盗聴器発見のプロ。市販の発見機では見つからない盗聴器でも見つけるのは難しいことではありません。 盗聴器の発見から、盗聴者の特定まで。ご相談頂ければと思います。